ワイリー・サイエンスカフェから。
ご時世ですから、まあ、そうなるな、という感じですね。(WileyのWebだということだから、半分ポジショントークもあるでしょう。)論文の本数を異様に重視する業績評価に晒される一方で、研究費は潤沢にある(から多少ダマされても気にしない...のか?)という分野が対象でしょう。経済系は基本的に貧乏なのでお呼びでない。ダマされる対象にもならないし、ダマされようとしても払うお金がない。
以前は、自費出版本でこの手のビジネス・モデルが蔓延っていました。知り合いが本を出したとき、コントラクトには何も書いていなかったのですが、出版後に千ドルだか払えと請求されたとか。「そんなものは契約にない!」と突っぱねたら、結局、払わずに済んだようです(ナンジャソレ)。もちろん、その後の待遇(重版や宣伝、次回の出版計画...まあ、そんなところはこちらから願い下げですが)に影響する可能性はあるでしょうが。(本の出版の四方山話はまた別の機会に。)
おもしろかったのは、
SCIgenで機械生成した論文をOAジャーナルに出したらアクセプトされてしまったとか。
論文じゃないけど、Twitterまで...
「<記事紹介> 論文著者が注意したい、悪徳オープンアクセス出版社に引っかからないためのチェックポイント」
ご時世ですから、まあ、そうなるな、という感じですね。(WileyのWebだということだから、半分ポジショントークもあるでしょう。)論文の本数を異様に重視する業績評価に晒される一方で、研究費は潤沢にある(から多少ダマされても気にしない...のか?)という分野が対象でしょう。経済系は基本的に貧乏なのでお呼びでない。ダマされる対象にもならないし、ダマされようとしても払うお金がない。
以前は、自費出版本でこの手のビジネス・モデルが蔓延っていました。知り合いが本を出したとき、コントラクトには何も書いていなかったのですが、出版後に千ドルだか払えと請求されたとか。「そんなものは契約にない!」と突っぱねたら、結局、払わずに済んだようです(ナンジャソレ)。もちろん、その後の待遇(重版や宣伝、次回の出版計画...まあ、そんなところはこちらから願い下げですが)に影響する可能性はあるでしょうが。(本の出版の四方山話はまた別の機会に。)
おもしろかったのは、
- Davis, P. (2009) "Open Access Publisher Accepts Nonsense Manuscript for Dollars," (Blog) the Scholarly Kitchen, June 10.
SCIgenで機械生成した論文をOAジャーナルに出したらアクセプトされてしまったとか。
論文じゃないけど、Twitterまで...
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