- 二神孝一, 神谷和也, 芹澤成弘, 柴田章久(2016)「9大学経済学研究科及び附置研究所の研究業績比較調査(2015年)」, ISER DP No.974.
目的・手法
経済学系の論文の被引用数で部局の研究能力を見る。
- TOP20, 50, 100, 200, 拡張リストに載る学術雑誌に掲載された論文で
- 3回以上引用されているものをカウント
なぜ3回以上かというと、ある種の「有意性」。また、3回にしたらself-citationを大体取り除けるから、という考え。(そうか、3回self-citationすればよいのだね。:-P)
結果の概要
二神ほか(2016), p.9 |
右のグラフと、論文第5節をまとめれば十分かな。
- 論文数と被引用数のどちらの指標でも、部局ランキングは同じ傾向
- 一部の研究者が華々しい研究成果を出す一方、多くはほとんど研究成果なし
- 研究所の方が研究科よりもスコアが高い。しかし、東京大学は大きく逆転
個人的感想
ここでも冪乗則(になるんだろう、プロットしたら)。
同じ手法で私の論文をカウントしたらどうなるか。私の論文はリストにあるかな...。Food PolicyとJJIEがあった。(DP版も含めれば)どっちも3回は引用されている。いちおう、「研究者としてゼロ」ではないぞ...。
ピンポイントで着弾してるなぁ。いえ、なに、個人の感想です。
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