タブレットをナビにする最適な方法

 今どきどんな車にもナビが付いているので、それ自体は困らないのだが、行き先の多くが山の中や田んぼのど真ん中だったりするので、住所らしい住所がなく、なかなか簡単に行き先を入力できない。1つぐらいならそれでいいのだが、行き先のほとんどすべてがそんなだから、いつまで経ってもレンタカー屋から出られない(変な客だと思われているに違いない)。

そんなわけで、最近ではandroid携帯・タブレット上のGマップで訪問箇所をマークしておき、そのままナビにして走り出せばいいじゃないかと考えている。しかしそこで問題になるのが、デバイスの固定方法。まさか手に持って運転するわけにも行かないし、ナビなので、助手席の座面のような低い位置に置いておくこともできない。ハンドルを切ったらどっかに飛んでいってしまうことも。

そこでタブレットを車に(ほどほどに簡便に)固定する方法を模索するのだが、その結果が以下の通り。


(1)携帯をダッシュボードに置く★★

シリコン製のホルダを使う方法。一番簡単といえば簡単、また、ほとんどどんな車種であっても実行可能。ただし、(ホルダ自体の問題ではないのだが)画面が小さいのでナビには向くが、あらたな訪問地を探したり、周囲の状況を確認するのは難しい




(2)タブレットをダッシュボードに置く★

(1)をでっかくしたバージョンのホルダ。ただし、10インチタブレットのように大きいものは、単に立てかけるのではどこかに飛んでいってしまうので挟み込んで止める。ダッシュボードとの間には、粘着物質でなんとなく滑り止めになっているだけ。これも同様にどんな車種でも対応できる(レンタカーは何があたるかわからない)し、大きい10インチタブレットもギリギリ使える。ただし、大きいものを使うほど、画面が斜めになり、フロントガラスから入った光が反射して画面が見づらくなるのが大きな問題。大きい分携行性も当然悪くなるから出張荷物が膨らむ。





(3)ダブレットケースを使う★
立てかけるモードにしてダッシュボードの上に置くのが一案、もう一案が、ダッシュボードから突き出ている純正ナビに掛ける方法。前者はしかし、底面に摩擦のある物質がないので、カーブを切ったときに右に左に飛んでいってしまう。それが嫌ならば、手元、たとえば、コンソールボックスの上に置くのだが、そうすると視線が下がってしまう。後者はそこそこの山道でも振り落とされないのでいい解決策のような気がするが、特定の車種にしか使えないこと、そして何より、純正ナビのナビ機能は要らないもののバックカメラは必要なので、その肝心のバックカメラの画面が見られなくなってしまうのが問題。車載ホルダを持っていく必要がないので、荷物は最も軽くなる。





(4)アーム式のタブレットホルダを使う★★★

使えないホルダがいくつあっても仕方ないので、個人的には、結局これが解決策になる。吸盤、粘着ゲルでどこにでも付く(はず)で、また、振り落とされることもない。設置位置も自由度が高いので、純正ナビ(のバックカメラ)を邪魔しない。難点は重くはないにせよ嵩張ること。ホルダ部分と分離できるとはいえ、アームがゴロゴロとしたものになってしまうので荷物になる。設置時間も少し必要になる。



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